吃音当事者団体で話したこと—「社会に適応しようとするのやめよう」など—

吃音シンポジウムというのが奈良言友会という吃音当事者会であって、「パネリスト」としてしゃべりました。

しゃべった内容は、以下のようなものです。

吃音の人や支援者の人たちが、みんないつも吃音の人がどうやったら社会に適応できるかを考えているように見えるのですが、そもそもこの社会がいろいろとひどいので、こんなひどいところに適応しようとするのがおかしいのではありませんか。社会に適応しないでも、なんとなく楽しく生きている人もいるんです。古くは仏道修行者、新しくはphaさんみたいなニートがいます。ちょうど、熊野の共育学舎という、ニートや引きこもりやその他いろんな人を、畑仕事などを手伝うかわりにタダで泊まるところや食事を提供してくれるところにお世話になっていますが、そういうふうにお金を使わずに生きていける場所は世界にいっぱいあるので、無理して学校行って会社勤めしようとしなくてもいいのではないでしょうか。どんどんドロップアウトして、この社会を根底からぶっ壊してやりましょう。

他の登壇者たちは、言語聴覚士であったり、吃音の人の就労支援をしていたり、当事者団体のリーダーであったり、大学の先生であったり、吃音の人を支援する立場なわけですが、ぼくはニートとして共育学舎にお世話になっていて、支援されている側です。こういう人前で話す場は、支援する側しか呼んでもらえないことがほとんどですが、支援される側が出て話すのもすごく大事なことでしょう。そういうわけで、呼んでいただけてよかったです。